old.comune.castiglione-del-lago.pg.it | 30.0%割引 本当に良い楽器をお探しの方に赤ベルと白銅スライドYSL-643維持管理極めて良好

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商品詳細

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ブランドヤマハ
商品の状態やや傷や汚れあり

販売当時大学初任給2.5倍以上の価格、スライドに白銅を採用した贅沢な造りは後にも先にも当時最高級3機種(641、651、643)だけ、ふくよかな響きには最適だが現在はコストの問題から極めて珍しい赤ベルという現行ヤマハではあり得ないテナーバスの傑作です。
 私は長年オーケストラでゲッツェン3047AFR(ヘビーモデルという評価付き選定品)と近年はクルトワAC440BR(フランス工房時代&ジャックモージェ本人選定品)という両方とも赤ベルの名機を使い(演奏例はこちらからお聴きになれます)
https://x.com/wohya/status/1662089132338987008
最近はジャズバンドにハマり、そこで名機641を知り(解説は過去の出品ご覧ください)その白銅スライドの造りの素晴らしさと
https://www.ishibashi.co.jp/sale-event/8351
何よりも当時のヤマハの赤ベルの音色の良さにハマってしまい、かれこれのべ6本の白銅スライドシリーズを実際に所有して検証してきました。
 AC440BRとの実機による吹き比べは春先に実施済みなので追ってコメントにリンクを示しますが、この643はジャズ向けの641とは全く違って響きがオケ向け、特にシェラザードのシャリアール王のテーマのような表現を追求したと思われます。すごい良い楽器なんですが3本も持ってても楽器に申し訳なく、半年悩みましたが3047AFRは私がファーストオーナーだしジャックモージェの大ファンなので、このたびこの643を出品します。
 白銅スライドシリーズが実力よりも相場が凄い安いのは寿命が不安だからでしょうけど、造りがしっかりしてて維持管理が良好ならアマチュアの頻度では間違いなく一生ものです。この個体はその維持管理が実に素晴らしくスライドを持つ右手部分のメッキ状態から実際に使い込まれていたのはお判り頂けると思いますが、それにしては劣化をほぼ認めず(ロータリーへ続く管の取付部くらい)そもそも販売タグや当初のスプレーが使用可能で保全されケースの鍵まであるなんてどれほど大切にされてたか。スライドの状態に至っては私の所有した6本では最高レベルです。ロータリーのスムーズさもAC440BR以上です。
 使用に伴うメッキ剥がれや傷もそれなりにありますが実用の相棒としては最良としてお勧めします!
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  • 商品満足度

    4.9
  • 採点分布

    1329件)
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    どうでも良いかもしれませんが……この時代のYAMAHAのトロンボーンが、世界で注目されたのは、何と言っても音質の良さです。ジャズ用の太管の名機「641」ですが、こんなサウンドです。1ケ月ほど前のコンサート、白い服着て向かって左から2番目の奏者(私)が使っているのが「641」です。イントロ後のテーマ(有名な旋律)を最初に提示しているのですが、この音質を出せる楽器はなかなかないと思います。 https://youtu.be/YtaCgzbnUmM?si=ehx8adL-i1MHzFT4  でも、この音質はまあ、オケ向きではないです。ジャズでも1st用としては、実際のところ音が埋没し過ぎる(曲を選ぶ)。だから私は当時のYAMAHAが何を考えたのか知りたくて、テナーバスである「643」をどうしても試してみたかったのです。  で、実際に試してビックリしたのは、音質の方向性が本当に違っていて、単なる「641」にF管アタッチメントを追加したとかでは全くなく、そもそも全く別の楽器だったと。ベルもスライドも共通のはずなのに。それ以外のグースネックと主チューニング管、そこが違っているのですが、こんなにも違うものかと。  もちろん、「643」だって、やさしく吹けば「641」的なサウンドだって出せるんですけども、でも、それやるんだったら「641」でジャズの3rdを担当した方が良い。ともかく得意分野が違う。  この「643」の威厳ある響きというか、芯のある重厚さというか……しかも、けっこうラクに出せるんですよね、鳴らすのに一定のロングトーンの吹き込みは必要とはいえ、ヘビーモデルか?と言われると、それは違う。基本、鳴らしやすい楽器です、この楽器は。  だから、検討するに大切なのはまずは役割だと私は思うんです。得意分野の問題ですね。けど……オケプレイヤーとしての私の印象では、この楽器以降、YAMAHAは「鳴らしやすい」ほうにばかり行ってしまって、音質的な魅力を追求する方向には結果的にいかなかった、と理解しています。私のクラシック仲間(けっこう一言持ってる人ばかりです)でも、オールドヤマハ以外の楽器を使っている人は見たことがありません……ジャズでは、ちょっと話がちがいますけども(「音質」をあまり求めない感じ)。

    4.9

    長文の補足ばかりですみませんm(__)m 大事なことを。 あの……「本当に良い楽器」という本出品のふれ込みですが、今のヤマハが目指すような楽器とは根本的に異なりますm(__)m というのも、奏者の腕前の不足を、鳴らしやすい楽器が助けてくれる、という「良さ」は、この楽器に関しては「ない」と思って頂いた方がいいです。今のヤマハとは全くの別物です。マウスピースについては「助けてくれる」は若干あるかもしれませんが。 むしろロングトーンを相当しっかりやりこむなり、ちゃんと練習しないと、もしかしたら全然使い物にならないかもしれません。少なくとも赤ベルの名機として名高い3047AFRを吹きこなせる程度の腕前があって初めて、この楽器の「良さ」が生きるものと思います。 要するに、奏者にも一定の鍛錬が要求されますし、それで初めて出せる響きをちゃんと持っているのが「本当に良い楽器」ということです。ペラペラの楽器は、誰でもすぐに音が出ますが、良い響きは持っていません(だからお値段も安い)。 とはいえ、この楽器が初心者には向かないということでは、もちろんありません。最初から良い音、良い響きを求めて、しっかり練習することにこそ、楽器に取り組む価値があるのでは?と私は思いますm(__)m

    4.8

    出品説明補足その3です。 別にお金に困っているわけでもなく、この643、すごい名機なので、手元において所有し続けたいという気持ちもあるのですが…… やっぱり、楽器は使ってあげてこそ、活躍の場があってこそ、だと思うんです。博物館じゃないので。ただ置いておくのは楽器に申し訳ないです。さすがに赤ベルのテナーバス3本持ってても、それを使い分けるほど豊富な出番は私にはありません。 想定しているのは、トロンボーンを真剣にやってみようと決めたなり、本当の本当に良い楽器が欲しくなった方に、この楽器を使ってもらえたらいいなと。 マウスピースは、ヤマハの古いと思われる48太管用です。不要と仰らない限りサービスとしてお付けします。写真の最後に載せましたが、こんなテーパー仕上げ、現行モデルにあったかな??って感じです(あったら無知すみませんm(__)m)。造りがなんか丁寧です。 48はバックの6ハーフ相当(0.15ミリ内径は48の方が小さめですが)で、とりあえず使ってみられるなら、このマウスピースだと思って選びました。 この楽器のF管は現在はない巻き方で、実はE管にまで調性を下げることができます。当時のガイドブックが付属しますが、そのあたりの説明もしっかり書いてあります。ロータリーバルブの紐の調整方法も書いてあります。 ケースは普通に傷がありますが、機能的には完璧で、そのままお使いいただけます(発送も、このケースのすごい頑丈さと本体への専用ケースならではのフィットを利用して、プチプチ巻くだけでの発送とさせていただきますのでご了承ください)。 要するに、繰り返しになりますがこのお値段で3047AFRやAC440BR同等以上の「本当に使える楽器」です。私の感覚では、むちゃくちゃお得なではないかと思っております。お探しの方にm(__)m

    5

    出品説明補足その2です。 実機を用いて吹き比べた動画で、もうちょっと柔らかな曲想の場合です。注目して頂きたいのはトリルで用いたロータリーの動作です。 https://x.com/wohya/status/1822598184461561974 AC440BRは同じロータリーでも全レバーによる方式ですが、どうしても「カチャカチャ」言ってしまうんですよね……耳を澄ますとノイズとして聞こえます。 特にこのような表現の場合、紐方式ってのは、本当にスムーズです、実は。

    4.9

    出品説明補足その1です。 こちらが実機を用いて吹き比べた動画となります。 https://x.com/wohya/status/1822594974162260228 先に吹いたのが本出品の643、続けて比較のためのAC440BRです。 比較のためといっても只のトロンボーンではなくジャックモージェ選定品となります。本文説明の「白鳥の湖」も、この楽器によるものです。 響き的に、この643が同等以上であることはご理解いただけるかと思います。 プレイヤー(私)は、ヘタではありますが、全く同じ調子で吹いたつもりです。どちらかを加減したとか、一切ありませんというか、できません(笑)