old.comune.castiglione-del-lago.pg.it | 90.0%OFF 花蝶窯 手塚充(石雲) 造『紅安南写菊絵茶碗』（共箱）

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安南茶碗の写しで端反りの碗形。染付と赤絵を使い外内に絵付し、染付は本歌通りにじんだ感じで描かれています。高台が大きく安定しているのも特徴です。高台内には渋薬が塗られており、これは通称「チョコレート・ボトム」という技法で、ベトナム磁器の特徴の一つとなっています
高台内に印が捺してあります。「石雲」と箱書してありますので還暦以降の作品という事が判ります。
共箱は箱脇に『紅安南写菊の絵茶碗　花蝶窯石雲』として印が捺されています。キズ、お直しございません。
蓋右上に若干シミがございます＊写真⑨⑩。
＊安南茶碗・・・ベトナムで焼かれた茶碗の総称で、室町時代末期から江戸時代にかけて日本に渡来した。

共箱。共裂。栞付属。

口径11.5㎝　高さ7.8㎝　高台径5.7㎝

▢手塚充
昭和17年(1942)～平成28年(2016)
陶芸。京都生まれ。花蝶窯。陶銘～石雲。手塚玉堂の五男。父玉堂に師事する。昭和46年京都山科にて勧修寺窯を開窯する。以後、青樹会、陶朱会にて東京・京都を中心に作品を発表する。フランスバロリス国際展出品、現代のパリ京焼清水焼展、東京日本橋三越、横浜高島屋、名古屋三越、京都高島屋、大阪高島屋、神戸そごう、その他全国の百貨店にて個展を開く。還暦を機に大徳寺僧堂高田明浦老師より窯名「花蝶窯」陶銘「石雲」を拝領。平成15年京都嵯峨にて花蝶窯を開窯。

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